散々なコンブ漁 採取少なく天日干し進まず
稚内漁協のコンブ漁は悪天候に祟られ、これまでに数回しか出漁できず、更には採取したコンブの天日干しも進まず漁民の表情が冴えない。
7月8日から始まったコンブ漁だったが、曇りや雨の悪天候が続き、出漁の旗が上がらないまま7月20日の旗なし採取に突入。その後、数回出漁しコンブを採ったものの、天日干し最中に雨が降るなど廃棄せざるを得ない漁民もいたという。この状況のため8月初めに行うコンブ検査が未だ実施することができないでいる。
木村専務理事は「コンブはもう枯れ始めており、今後の漁も期待できないだろう」と半ば諦めの表情だった。