78柱の御霊供養 消防事務組合が消防殉職者・功労者慰霊営む
稚内地区消防事務組合の消防殉職者・功労者慰霊祭は14日、稚内霊園で執り行われ、参列者は78柱の御霊に敬けんな祈りを捧げた。
遺族、来賓、消防関係者ら136人が参列した中、管理者の工藤市長が今年新たに2柱が合祀されたことを報告し「近年は全国各地で自然災害が発生し、緊急時の対応など消防に対する期待は今まで以上に大きなものになっている。市民の皆さんの安全確保のためにも危機管理体制の構築に継続して全力で取り組んでいく」と祭文を読み上げた。
鈴木利行消防事務組合議長、藤田喬消防後援会長が慰霊の言葉を述べたあと、参列者が一輪菊を捧げた。