商工会議所がロシア人研修生の修了式
稚内商工会議所が受け入れたロシア人の企業研修が終わり、修了式が9日、サンホテルであった。
コルサコフ市のリュボヒさんは稚内機船漁協と中央水産、ユジノサハリンスク市のヴラヂーミル、エヴゲーニさんの2人は中田組で7月18日から8月8日まで研修してきた。
研修生、来賓ら20人余り出席した修了式で中田会頭は「言葉や習慣が違う中での研修お疲れさまでした。日本での経験を活かし、稚内とサハリンの経済交流の架け橋になるよう願っています」と挨拶。続いて青山副市長、馬場宗谷総合振興局地域創生部長が祝辞を述べ、中田会頭から研修生の3人に修了証書が伝達された。
中田組で一緒に研修したエヴゲーニ、ヴラヂーミルさんは「研修で沢山の知識を得ることができ、稚内の文化に触れる機会も設けてもらい良い経験になりました」、唯一女性のリュボヒさんは「研修で多くの方にお世話になり、とても感謝しています」と感想を述べた。