稚内労基署管内7月労災 ホタテ漁など3件4カ月ぶり10件下回る

 稚内労基署は、7月の同署管内の労働災害発生状況をまとめた。
 漁業3件、木造建築業2件、清掃業、林業その他の事業各1件の8件と、4カ月ぶりに10件を下回った。
 具体的には▽住宅建設現場で足場解体作業中にバランス崩し1・6㍍下に墜落し腰部骨折(木造建築業)▽ホタテ漁操業中、魚倉を飛び越えて船尾に向かおうとした際、転倒し肋骨を骨折(漁業)▽一般住宅の清掃作業中2階の窓から1階の屋根に上がり棚を下ろそうとしたところ、バランス崩し墜落し右足踵を骨折(清掃業)▽牛の状態を確認していたところ、牛が1頭向かってきて激突し内蔵を損傷(その他の事業)など。
 7月末は57件(うち1件死亡)。昨年は52件(同)。
 業種別発生数。
 ▽製造業 16件(昨年同期10)▽建設業 9件(同9)▽道路貨物運送 5件(同3)▽その他の運輸 1件(同1)▽林業 2件(同4)▽漁業 7件(同4)▽商業 2件(同4)▽清掃業 1件(同4)▽その他の事業 14件(同13)。

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