ナマコ高値で推移 稚内漁協7月末で133㌧水揚げ
稚内漁協の夏ナマコ漁が終盤に近づいている。今年の春ナマコ漁は76㌧と昨年を26㌧下回ったものの、夏は最終的に昨年並みの160㌧近い漁獲になりそうだという。
今年は磯船、桁引き船120隻余りが操業し、解禁翌日の6月17日に初水揚げ。その後も順調に水揚げが続いているものの、ナマコの資源は少なくなっており例年通りお盆前には終漁する予定。
木村専務理事は「7月31日時点で133㌧の水揚げがあり、昨年の168㌧(8月10日で終漁)に近いところまで行きそうだが、春漁合わせると良いとも悪いとも言えない」と話す。
価格は1㌔3000円以上と高く黒いダイヤであることに変わりはない。