南中がサッカー全道大会を制覇 昭和50年以来42年ぶりの快挙

 28~30日まで旭川市で開かれた第56回北海道中学校サッカー大会に宗谷地区代表で出場した南中(橋本脩平主将)が42年ぶり2回目優勝の快挙を果たし8月18~23日に熊本県で開催される全国大会に出場する。
 全道大会には道内の強豪18チームが出場。南中は1回戦の旭川市立緑が丘中に4~0で快勝し、準決勝の恵庭市立恵み野中戦も6~1とこれまた快勝し、決勝戦では昨年優勝した北斗市立上磯中と対戦した。南中は前半2点先行したが後半に1点を返されたものの、その後、堅い守備で相手に得点を与えず守りきり2~1で勝利し全国大会出場の切符を手にした。
 南中の全国大会出場は昭和49、50年と平成23年に続き4回目。
 大会を振り返り橋本主将は「厳しい試合でしたがチーム全員が全国出場するという気持ちを持ち戦った結果が全国大会へ繋がった。全国で初勝利できるよう頑張りたい」、髙橋篤生監督は「常に勝つ気持ちを大事に、全国大会出場に相応しいチームになることを目標に練習に取り組んできた結果が全国出場へ結びついた。全国大会では1勝するため全力で準備していきたい」と話し、中尾校長は「子供たちの努力があったのは地域の皆さんの応援があっての勝利なのでとても感謝しています。北海道の代表として全力でプレーしてほしい」、山本純父母会長も「先輩たちが積み重ねてきた経験が優勝に結びついた。全国でも勝つことを目標に練習に励んでほしい」などと全国大会での活躍に期待を寄せていた。
 選手たちの活躍を称えようと学校前には、保護者や教諭40人余り横断幕を持って待ち、午後9時過ぎに選手を乗せたバスが到着すると拍手で迎え、勝利を分かち合っていた。

コメントを残す