稚内港6月貿易 風車部品の輸入で10年8カ月ぶり10億円超
稚内税関支署は6月の稚内港貿易概況をまとめた。恵北・増幌地区で建設中の風車部品の輸入により貿易額は10億円を超えた。
輸出1100万円(昨年同月対比14・9%増)輸入11億1500万円(同3・6倍)の11億2600万円。輸出入ともに2カ月連続し増加し、単月貿易額が10億円を超えるのは平成18年10月以来10年8カ月ぶりのこと。
輸入は中国から風車発電機など9億7400万円(同全増)。今年3月以来、3カ月ぶりに活タラバ35㌧(同33%増)3200万円(同11%増)。ほかに活ウニ102㌧(同65 ・8%減)9700万円(同62・1%減)。
輸出は貨物船チャーター事業でのサハリンへの建築資材300万円(同全増)、プラスチック製品300万円(同)など。
外国船の入港は昨年に比べ9隻減の18隻。ウニ船6隻、カニ船3隻など。