講師として藤田征樹さん里帰り 稚内養護学校で特別支援教育道北大会

 第39回北海道特別支援教育研究協議会道北地区大会(稚内大会)兼全道研修会北海道稚内養護学校夏季研修会が28日、稚内養護学校で開かれ、宗谷管内はじめ道内各地から参集した教員が今後の教育課題などについて話しあった。
 特別支援教育の推進と充実を図ろうと道内各地の養護、特別支援学校で2年に一度開催しており、教員ら160人余りが参加。「地域とすすめるインクルーシブ教育システムの構築~夢をもって、自分らしく歩み続ける子どもたちのために」を大会テーマに、稚内出身で昨年のリオデジャネイロパラリンピックで活躍した藤田征樹さんの講話や研究協議など行われた。
 参加者を前に、首藤大会実行委員長(稚内養護学校長)は「本大会で各学校が情報共有し、研修で学んだことを実践してほしい」などとの挨拶し、表稚内市教育長が来賓として挨拶した。
 藤田征樹さんが「義足でのスポーツへの挑戦」と題し講話したあと、南中ソーラン連の演舞、研究協議では「発達障がいのある生徒の理解と指導」をテーマにした発表、札幌大谷大学短期大学部保育科の今西良輔さんを講師にした講座などあり障がいのある子供達の教育について考えた。

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