時の話題 「閉会中審査」

 昨日、妻の病後診察で札幌の病院に出掛けたことから1年ぶりに忌引除き仕事を休ませてもらった。普通に仕事をしていればライブで見ることが出来なかった国会の閉会中審査も途中までだが見ることができ休みの恩恵かと一人合点するも恩恵の割に加計学園疑惑で新事実もなく(予想通りだが)今更ながら政治と官僚制度の在り方には失望している。
 その中で加戸元高知事の参考人としての発言には官僚としても文科省官房長まで上り詰めた人であり、言ってみれば田舎の知事として安倍総理の国家戦力特区構想には「黒い猫でも白い猫でも(ネズミを捕る)猫(加計学園のことか)なのでいい」発言は興味深く拝聴させて戴いた。
 然して残る参考人の発言は「記憶にないので答えることはできない」で木で鼻をくくったよう官僚然として真実を述べようなどという気持ちなどサラサラない自己保身の権化そのものであった。
 誰から君たちの給与は出ているのか。履き違えも甚だしく日本の行く末を案じた次第であった。
 防衛省の日報問題での稲田大臣の関わりについては関与の有無は別にして安倍さんが可愛がるも力がないのがはっきりし、8月3日を待たず首を切るべきであろう。
 出自、育ちとも悪い所がない安倍さんの最大の欠点は肝心要の決断に容赦の心持が出ることだ。戦国時代と比較するもどうかと感ずるも織田信長、豊臣秀吉、徳川家康とも親子さえ手に掛ける、掛けざる事があった。甘さという悪い影響が出ており、この辺りが限界かも知れない。

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