稚内北星大学が札大・女子短大と協定し単位互換制度導入
稚内北星大学と札幌大学・同大女子短期大大学部が、学生が相手先大学で履修した授業を受けても単位を認める単位互換協定を締結した。
去る6月19日に稚内北星大学の斉藤学長と札幌大学の鈴木淳一学長が、両大学の教育及び研究活動の維持・向上に向けて①学術研究②学生の教育③地域貢献④その他協定の目的を達成するために必要な事項―で連携・協力する内容で協定を締結した。
この締結により、稚内北星大学では来年4月から2年生以上を対象に、学生が稚内に在籍する形で1~2年間に限り、札幌大学の授業を受けても卒業に必要な単位取得が可能となる。
単位互換制度の導入は稚内北星大学では初めてのことで、金森常務理事は「進学を考える高校生の地元に残りたいが札幌など地方に出て学びたいという声に応えることができる制度であり、学生確保に繋げたい」としている。