時の話題 「七月文月」
明日投開票される東京都議選については小欄で過日、触れているので今更書くことでもないが、その後も自民党にとってスキャンダルスな話が出ること。我が家では妻との話で税金を支払わないことにしよう―との結論に達した。それほど酷い体たらくには言葉も見付からないほどだ。
数十年来、政治浄化すなわち政治家の浄化が叫ばれているにも拘らず雨後のタケノコのよう次から次へと悪辣な問題が出てくるのは何故なのか。政治家だけでなく日本人全体に起因するのでは。そうすると日本国の根源的問題となり是正には彼の国のような革命が必要かも知れない。
そう案じるほど政治が、社会が劣化してきている。
国会議員のお粗末さに比べ当市の議員は少数精鋭の16人(定員18人から2人欠員)とはいえ、市長と共に政治を司る矜持といいますか、自分の行いに反省し正そうという意識が垣間見られ、私ども有権者も市に入る住民税など税金を納めないなどという筆者と妻のごとく過激なことにはならないでしょう。
大谷高跡地でのカーリング場建設には後々禍根を残さなければいいがと心配しているが他は施策、それに伴う予算発議に関し不自然なところはなく、概ね合格点を与えている市民が多いのではなかろうか。
人口が減ろうが、高齢化が進もうが稚内には生活している人がおり、その市民が押し並べて幸せになるよう市長と議員には粉骨してもらわなければならない。市民との距離が近い分、生の声も聞けるだろう。耳を塞がないようにしたらいい。