来年夏、稚内で全国大会 ホタル研究会 200人余の研究者一堂に

 全国のホタル研究・愛好者が集まる全国大会が来夏、稚内で初めて開催されることが決まり、「稚内のホタルの住む故里を造る会」の平沼道弘会長(64)は「稚内の自然やここでしか見れない生物を全国に知らせたい」と大会に向け意気込んでいる。
 全国ホタル研究会(福岡)主催の全国大会は毎年6~7月にかけて開かれ、今年は新潟である。道内では20年前に恵庭で開催されて以来となる稚内での大会は来年7月頃を予定し、全国のホタル研究の専門家や保護グループの活動家ら2、300人余りが一堂に会し日頃の研究成果や活動事例を発表する。
 大会期間中は発表だけでなく、豊富でヘイケボタルの鑑賞会も開く予定で、1年後の大会に向けて3月4日に稚内のホタル愛好者らが準備委員会を立ち上げることになった。
 全国ホタル研究会理事でもある平沼会長は「来年の開催とはいえ今からポスターの制作や運営面など、しっかり準備し全国大会を成功させたい」と話していた。

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