稚内沖で初実施 巡視船りしりとヘリとの連携確認訓練
稚内海保は10日、稚内沖で巡視船りしり(1500㌧・秋山寛二船長)とヘリコプターとの連携訓練を実施した。
稚内海保に「りしり」が就役した昨年10月以降、ヘリとの連携訓練は函館沖、小樽沖で行っているが、稚内沖での訓練は初めて。
10日午前中、ノシャップ岬から数㌔先沖合で訓練は行われ、巡視船りしりのヘリポートに第一管区海保本部釧路航空基地所属のヘリコプターが離着船を3回繰り返したあとに着船し乗組員がヘリを係止帯で固定したあと、ヘリへの給油手順を確認した。
大沼稚内海保警備救難課長は「訓練を重ねることで乗組員の技術も向上しており、定期的な訓練で実務に備えたい」と話していた。