釣りはルール遵守 北船溜りなどにゴミのポイ捨てなど禁止の看板設置
秋サケ釣りが本格化している市内の漁港などでゴミを港内に捨てるなどマナーが悪い釣り人がおり、漁業者からクレームが出ている。
9月後半に入り各港でサケ釣りの釣果が急上昇し連日、朝や夕方にかけて釣り人で混雑する中、恵比須地区の北船溜りは24日午前9時過ぎ、40人近い釣り人で賑わっていた。
サケを狙いに釣り人が出入りし始めてから北船溜りの港内には釣り人が投げ捨てていったと見られる空き缶やプラスチック容器などが散乱し、漁業者からマナー違反の苦情を受け、今年新たにルール厳守を呼び掛ける看板を設置した市(港湾課)は「しっかりルールを守ってやっている人がいる一方で、一部の地元以外の人などがゴミを持ち帰らず捨てていくと聞いている。看板だけでなく港内を巡回しルール厳守を呼び掛けていく」としている。
西稚内漁港では、漁具保管用地などに釣り人が進入しゴミを捨てないよう今年からロープなども設置されている。
一部の港では、筋子を取り出したサケの死骸を港内に捨てたり、勝手に船に乗り込んで釣りをする迷惑行為もあるという。