中田組が新作業船を建造 クレーン船とタグボート 稚内港湾施設がタグボート受注
中田組が全旋回式起重機船(クレーン船)と押船兼曳船のタグボートを建設することになり、押船曳船の契約は稚内港湾施設と先週契約を済ませた。
長さ17・9㍍、幅5・8㍍、深さ1・84㍍ある押船兼曳船(19㌧)は乗組定員3人。JCI(日本小型船舶検査機構)の受検船で機関はヤンマー製。来年6月末の引渡しを予定している。
クレーン船は富士海事工業(兵庫県相生市)が受注し乗組定員6人。長さ53㍍、幅21㍍高さ4㍍あり、ピンローラー式スパッド2基など備える。
SKK製のクレーン本体は四国建機(高知市)が受注し、全旋回式で原動機は三菱重工製。ジブ部分の長さは基本22㍍(最長40㍍)あり最大定格総重量210㌧。こちらは来年7月末の引渡しを予定している。