沼川で実地訓練 FRの4月からの運用前に
救急車が到着するまでの間に、消防団員が救命処置をするファーストレスポンダー(FR)の実地訓練が26日、沼川にある第5分団であった。
稚内消防署は4月から全国初めて消防団員(郡部)で組織するFR隊を発足させる。それを前に手順を確認するため沼川の分団員ら10人余りが参加し訓練をした。
住民が倒れ心肺停止状態になったことを想定し訓練は行われ、119番通報を受けた消防署から分団長を通じ発生場所の連絡を受けた分団員が自宅や職場から現場に向かい、人形に胸骨圧迫をしたあと、AEDを使って蘇生をして救急隊に引き継いだ。