外国人観光客に対する野鳥観察の是非検討 稚内観光協会が観光振興の一助として
稚内観光協会は、外国人観光客に人気があるバードウォッチングが新たな観光振興策になり得るかを検討している。
釧路や根室などでは冬の間、サハリンなどから越冬しに飛来するオジロワシやオオワシなどの野鳥観察がここ数年、欧州などからの観光客に人気があるだけでなく、最近は中国や韓国などツアー客に体験型観光としてニーズも高まっており好評を博している。
オジロワシなどの飛来ルートにもなっている稚内での野鳥観察が実現可能かどうか調査するため今月上旬、根室を視察した観光協会職員によると、欧州などの観光客に人気があることが分かり、稚内でも港内などに飛来するワシ類などの観察はできそうだという。
根室では海鳥の観察船も運航しており、今後、野鳥に詳しい専門家の意見を聞き、可能性を探っていきたいとしている。