水産業振興めざし 漁業士会が会議開く
第20回北海道漁業士会オホーツク・太平洋会議が20日、ANAクラウンプラザホテル稚内で開かれ、道内の漁業士会や宗谷の漁業関係者100人余りが水産業振興などについて協議した。
参会者を前に、本澤日出夫宗谷管内漁業士会長は「水産業は一昨年の低気圧でホタテやサケの定置網への被害など、自然環境の変化に影響を与えられている。漁業士会として何ができるか考え次世代に繋がなければならない」と挨拶。続いて水産庁の長谷成人次長、道水産林務部の津坂透水産経営課長が来賓として挨拶した。
このあと、市の市川エネルギー協働課主査の「私の見た南極・昭和基地」と題した講演があり、水産庁増殖推進部の加納篤国際係長ら3人が講話。夜には交流会も開かれた。