学び合いの大切さ 市教委フェスタ 750人来場し賑わう

ミニ琴を体験する女の子

札響コンマスの大平さん
市教委主催のまなびふれあいフェスタinわっかない「生涯学習フェスティバルin稚内北星大学」は21日、稚内北星大学で開かれ750人の家族連れで賑わい、生涯学習の大切さを体験した。
会場内では、フラダンスや太極拳、キッズダンスなどの市内で活動するサークルの発表やミニ琴、手芸、木工品の工作体験教室があり、参加した子どもたちは鉛筆立てやキーホルダーなどオリジナルの作品を作っていた。
午後からは札幌交響楽団コンサートマスターのヴァイオリニスト大平まゆみさんを講師に迎え「100歳まで弾くからね!~女として、コンサートマスターとして~」と題した男女共同参画講演会が開かれた。大平さんは50歳の頃に2人の娘から「100歳までヴァイオリンを弾けばママは今の2倍上手くなるね」と言われたことを紹介し「娘たちの言葉は今も仕事の支えになっている」と話し、音楽の世界についても米国では、オーケストラの入団試験はスクリーンを設け演奏者が分からないようにしているが、札響では「年齢制限などあり変える必要がある」などと述べ、性別に関係なく仕事に熱中できる環境づくりが大事と話していた。