稚内の悪化顕著 稚内信金景況調査 いずれもマイナス数値

 稚内信金は、昨年10~12月期実績、今年1~3月期見通しなどを景況レポートとしてまとめた。
 昨年12月上旬に取引きのある141社(回答率100%)に聞き取り調査した。
 全業種の実績は前年同期に比べ売上額DI(指数)は17・7㌽悪化しマイナス30・6、収益DIも12・2㌽悪化しマイナス29・2と落ち込んだ。
 1~3月期の見通しは売上額マイナス44・0、受注額マイナス37・2、 収益マイナス40・5と更に下振れしており厳しい状況が続くとしている。
 郡部(町村)よりも稚内市の悪化が大きくホタテ減産、ホッケ漁獲量の減少、観光入込みなどサービス業の悪化も気になるところではある。
 10~12月の経営上の問題点としては①売上(受注)の減少②競争激化③人手不足④仕入商品または原材料値上り⑤人件費以外の経費増大を挙げている。
 業種別では▽製造業=雨▽卸売業=曇り▽小売業=曇り時々雨▽サービス業=雨▽建設業=曇り時々雨となっている。

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