多賀議員亡くなる 連合事務局長として会議に出席した札幌で

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 稚内市議で連合宗谷・稚内事務局長の多賀清剛さん(64)が29日午後8時32分、札幌の病院で亡くなった。
 多賀さんは23日、札幌で開かれた連合北海道の会議に出席したあと、路上で倒れているのを通行人に発見され収容された病院で脳挫傷などで意識不明の状態が続いていた。
 多賀さんは昭和44年国鉄に入社した後、平成13年、連合宗谷・稚内の事務局長に就任。昨年4月の市議選に初当選していた。連合関係者は「労働者や福祉問題などの相談に乗り幅広く活動する人だった」と話していた。
 中井市議会議長は「市議会議員は1期目だが連合の活動で十分過ぎるほどのキャリアを積んできた方なので、これから議員活動でそれらの経験を活かして頂けると思った矢先だったのでとても残念です」などとコメントしていた。
 通夜は2日午後7時から、告別式は3日午前10時から。式場れんげ堂中央斎場。喪主は妻、由貴子さん。

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