地域と密着した業務 吉野職安所長が着任の抱負
稚内職安の新しい吉野潤所長(59)は「求人者や求職者に職安の存在をPR出来るように地域と密着した職安を目指していきたい」と抱負を述べた。
旭川市出身。高校卒業した昭和50年の旭川職安を振り出しに根室職安業務係長、道労働局総務課管理係長、留萌職安管理課長など歴任。前職は旭川職安次長。
管内の求人状況として「求人があるのに職種によっては求職者がいないなどのミスマッチが見られる。改善し求人を増やせるように努めたい」などと話し、新規高卒者の就職でも「昨年までの3年間は企業からの情報も早期に出たことで良い結果に繋がった。今年も地元就職出来るように支援していきたい」と述べていた。
38年振り2回目の稚内勤務について大型店の進出や駅前再開発などで街並みが変わったと話す一方、風の強さは昔のまま―と笑顔で話していた。趣味はスポーツ観戦。特に日ハムの勝敗とテニスの錦織選手の試合結果が気になるとか。