生徒1人ひとり大切に 若林稚高校長が着任の抱負

若林稚髙校長

 稚高の校長に着任した若林利行氏(55)は20日、会見し「1人ひとりの生徒を大切にする教育を目指し地域における本校の存在価値を確立したい」と抱負を述べた。
 若林校長は岩見沢市出身。国士舘大学体育学部卒業後、利尻町沓形中を振り出しに真狩高校長、美幌高校長など歴任。前任は釧路江南高校長。
 久しぶりの稚内はマチが明るくなった印象―とし、生徒について「話を聞く姿勢が素晴らしい。在学中に自分の心の中に一番自信が持てるものを見つけてほしい」と思いを話す一方、普通科が1クラス減ったことについては「間口が減るのは寂しいことだが、生徒1人ひとりを大切にしたい」と話していた。
 趣味は心身ともにリフレッシュできる洗濯とアイロン掛け。夏休みには教員生活始まりの地、利尻に足を運びたい―と。 

コメントを残す