カニ高騰、料金高いと ホテル嘆く 春季観光始まるも

カニ高騰

 4月後半に入り春観光で稚内入りする観光客が増えている。
 20日午前、クラブツーリズム企画の「紋別&稚内三大カニづくし3日間」というツアーの観光バスが東京などからの観光客80人余りを乗せ市内観光をしていた。
 18日に東京を出発し紋別、19日は浜頓別泊り。20日宗谷岬、ノシャップ岬、旧瀬戸邸を見学して北市場に立ち寄った。
 添乗員によると、このツアーは春観光のスタートを告げるもので毎日1本、週末は2、3本のペースで道北の観光地を巡る。ツアーの中にはタラバなどが夕食に上がるが日ロカニ密漁防止協定発効によるカニ価格の高騰を受け、ツアー価格も昨年より1、2割高くなっている。
 観光客に夕食でカニを提供している市内のホテルは「カニが高く確保するのが難しい」と嘆いていた。

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