慢心なき市政を 市長選で無投票当選した工藤氏
19日朝の出陣式あと立候補届け締め切りの午後5時前まで各所を遊説した工藤広氏(65)が選対事務所に戻ると、集まった支援者から無投票での2期目当選を祝い拍手と喝采が送られた。
中田選対本部長が「次の4年間、工藤市長に稚内の可能性を更に大きくしてほしい」などと挨拶したあと、工藤氏らがダルマに開眼の目入れをした。
工藤氏は2期目に向け「これまで様々な課題の解決に取り組んできましたが、更に充実させ、上乗せさせていく」とし「皆さんに与えて頂いたステージで思う存分次の4年間、市政運営を頑張っていきたい」と述べたあと万歳三唱し当選を祝った。
このあと記者団の取材に対し工藤市長はサハリン航路や医療問題人口減少などの問題に「全てが喫緊の課題であり、直ぐに取り組んでいきたい」などと語り、無投票当選については「前回の厳しかった選挙を意識し1期目を頑張ってきた。厳しい目で見られていることを意識し浮かれてはいられない」と話していた。