アーケード街の賑わい活性化期し 北星大学のまちラボがオープン
稚内北星大学が中央商店街の空き店舗を活用し街の活性化を目指そうという「まちなかメディアラボ」(まちラボ)が18日、中央アーケード街にオープン。地域の人たち100人以上が集まり中央地区に賑わいを―と期待を寄せている。
文科省の認定を受け地(知)拠点事業の取り組みとして、中央地区に人を呼び込もうと開設されたまちラボは市民誰もが読書や勉強、打ち合わせなどで自由に利用でき、学生による催しや小中学生の無料塾など行っていく。
セレモニーで佐々木学長は「大学、学生そして地域が一緒になって活用し多くの人が集まる施設にしたい」、工藤市長が「若い人たちの賑わいを取り戻すというまちラボは意味のある事業。市も一緒になって取り組んでいきたい」と挨拶。尾崎中央商店街振興組合理事長の「皆さんの力を商店街に貸して頂き一緒に街を盛り上げていきたい」との祝辞に続きテープカットした。
稚内海峡太鼓保存会の演奏、宗谷ダンスプロジェクトのダンスが披露されオープンを盛り上げた。
商店街で80年近く商売する三代目店主は「若い学生さんの力で昔のように人で賑わうアーケード街にしてほしい」と話していた。