深夜徘徊の老女救う 宗谷バスに稚内署が感謝状贈呈
高齢者の行方不明事案で情報提供し捜索に貢献したとして宗谷バス(中場直見社長)に15日、稚内署から感謝状が贈呈された。
去る6日、市内在住の80代女性が外出し夜になっても戻ってこないことから家族が同署に捜索願を出した。その後、サラキトマナイの国道40号を市内方面に走行していた宗谷バスの都市間バスの運転手が、路上を歩く女性の姿を発見。署員が開源パーキングシェルター付近を歩いている女性を保護した。
船谷守稚内営業所長に感謝状を手渡した田辺署長は「当日は気温も低下していたのでそのまま一夜を過ごすと命にもかかわる状況でした。臨機応変の対応には感謝の一言」と述べたあと、中場社長、船谷所長も「お役に立てて良かったです。今後も協力要請があれば対応していきたい」と話していた。