新たに屏風の展示も 旧瀬戸邸公開始まる
国の有形文化財になっている中央4の旧瀬戸邸の一般公開が始まり、これまでツアー客や市民100人以上が訪れている。
春の観光シーズンに合わせて10日から開館した旧瀬戸邸は、機船漁協組合長だった故瀬戸常蔵さんが昭和27年に建築。2階建て約420平方㍍の広さに底曳き網漁業関係の資料など100点余りがある。今年は1、2階の部屋に藤野呉服店から寄贈を受けた大正時代の屏風が新たに展示された。
中庭には毎年GW明けに見頃を迎えるサクラの木があるが、常勤のスタッフは「今年は暖かいこともあってGW中には咲くかもしれない。満開となったサクラと日本庭園の光景は来館者に人気があります」と話していた。