特色ある学校作り 公立高配置検討協 29年度まで現状維持

特色有る

 平成28年度以降の公立高校配置計画を策定するための宗谷地域検討協議会は13日午後、宗谷合同庁舎で管内の教育関係者ら40人余りが参会し開かれた。
 岡村宗谷教育局長の「中学生の減少により高校の再編は避けて通れない課題。活力ある教育活動を展開するため取り組みを進めていきたい」などとの挨拶あと、道教委から宗谷学区の中卒者は平成30年度に前年より40人増える見込みだが、欠員の状況など考慮した検討を必要とし31年~34年度までは82人減少することが見込まれ4年間で1~2学級の調整が必要と説明された。
 続いて行われた意見交換で今年4学級から3学級になった稚高全日制普通科について、「40人学級ではなく30人規模での学級調整、建設業など地域の産業の学科を高校で開設してほしい」と参会者から要望があり、これに対し道教委は「宗谷には総合学科など新しいタイプの学校はまだない。生徒のニーズに対応した特色ある学校づくりに取り組んでいきたい」と述べた。

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