時の話題「週末、徒然に」
きのう朝のNHK速報は日経平均株価が2万円台に乗ったということであり、株価の動向が日本経済を左右する側面があることではめでたいことなのだろうが、当方は株をやるわけでなく、更に中央の景気とはある意味無縁な朔北のマチの住民としてはどうでもいいことではあった。
比較的穏やかにスタートした今週だが、水曜には遠来の知人が訪れ歓談した。道職員をリタイアし縁あって稚内に本社がある会社の札幌支店に今勤務している知人は最近、愛妻と萩市と源平合戦最後の舞台となった壇の浦を訪れ歴史を含め何かと勉強になったような話をし、知事選や札幌市長選にも言及していた。
青年の志を持った方で友人が少ない身としては肝胆相照らす仲間の一人で至福の時を過ごした。ビールから始まり焼酎、ウイスキーと結構飲んだのだが、晩酌を止めたこともあり肝臓がしっかりしており、翌日の二日酔いはなかった。
4月9日は4と9の日とあって割合を担ぐ向きがある身として心配していたが、大禍なく終わり、今は麗らかな陽射しを受け、この原稿を書いている。
昨年暮れに衆院選が行われ、大臣が辞任するということもあったことから国会での成立が遅れていた平成27年度予算も通り、稚内開建の当初事業費は昨年度に続き連続し100億円台に乗った。
活況を呈した20年ほど前の200億円台の半分だが、大分盛り返してきており安堵するものがある。
浜は毛ガニが高値でナマコも良いよう。先ずは滑り出し順調な新年度といえよう。