航路存続に方向性を 知事選で稚内街宣した高橋候補
道知事選に4期目めざし立候補した高橋はるみ候補(61)=自民、公明推薦=が1日午後、稚内入りし支持を訴えた。
西條稚内店前での街頭演説会に集まった500人を前にし、昨年、稚内や礼文などで発生した土砂災害について「広大な北海道は土砂災害の危険箇所がたくさんある。地域と連携して防災対策を進めたい」、TPP問題についても「毅然とした態度で臨みたい」と述べたあと、存続問題で揺れる日ロ定期航路については重要な航路とした上で「当選した際は稚内市の考えを踏まえて航路継続への方向性を出していきたい」と強調していた。
最後に「人口減少という危機突破に向けて先頭に立つのが私に課せられた使命であり、挑戦者として戦う」などと声を張り上げていた。