絵は直向きさ大事 朔北40周年記念事業で高橋画伯が講演

高橋画伯

 40周年を迎えた朔北美術協会の記念事業として27日午後、文化センターで上勇知南部にアトリエを構える画家高橋英生さん(81)の講演会が開かれた。
 高校生ら60人以上を前に、高橋さんは自身の創作に対する思いについて「絵は上手い下手ではありません。その作品に対しどれだけ一生懸命になれるかが大事。芸術や音楽などの文化は、それを志す人同士が良い所を認め合って、共に成長していくことが大切です」と話した。
 訪れた10人以上の高校生に向けては「20年、30年後の稚内を素晴らしいマチにしてほしい」とエールを送った。
 40周年を迎えたことに市田秀会長は「今年の作品展は高校生からの出品が多く、これからの稚内の文化を支えてほしい」などと話していた。

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