下落、沈静の兆し 管内地価 最高は大黒2の商業地

 宗谷総合振興局は、7月1日現在の宗谷管内の地価調査結果を公表した。
 管内40地点(住宅地29商業地9、工業地1、林地1)の基準地の前年に比べた変動率は、住宅地1・8%(前年2・3%)商業地3・2%(同4・6%)工業地0・7%(同0・7%)と、横這いの工業地を除くと下落するも率は縮小している。
 住宅地は15年連続、商業地19年連続の下落。
 下落の理由について振興局(地域政策課)では長期的な人口減少や高齢化などにより宅地需要が減退しており、商業地に関しては経済の低迷、人口減による商業地需要の減退を挙げている。
 用途別最高価格は全て稚内市内。
 稚内の地価(1平方㍍)次の通り。
 ▽住宅地 潮見4-2-6=1万6000円(前年対比変わらず)港4-4-25 1万3800円(同1・4%下落)緑5-10-12=1万800円(同変わらず)▽商業地 大黒2-2-25=3万5700円(同3・5%下落)▽工業地 港5-3-14=1万4300円(同0・7%下落)。
 林地は枝幸町歌登辺毛内の10㌃当たり6200円(同1・6%下落)。

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