初めて港外で実施 フェリー事故対策訓練
稚内海保は18日、稚内沖でカーフェリー事故対策訓練を行った。
これまで天北2号埠頭先海域で実施していた訓練だが、新造の巡視船「れぶん」(1250㌧)の最新鋭の曳航装置を使った訓練を行うこともあり初めて稚内港外で実施した。
ハートランドフェリー稚内支店と合同で行われたカーフェリー「アインス宗谷」の火災事故を想定した訓練では、甲板付近から出火したとの情報伝達訓練から始まり、海上から巡視船による放水=写真=、乗客が船から海に転落したことを想定した巡視艇「きたかぜ」による捜索・救助、巡視船による曳航救助訓練を行った。