走り2割以上減少 昨年比 管内サケ定置網漁 懸念は単価の下落

 宗谷海区漁業調整委員会(宗谷海調委)は、10日現在の管内の秋サケ定置網漁獲状況を集計。総体では19万1440匹と昨年同期を21・5%の5万2381匹の減。価格は2億6941万円と、27・6%の1億289万円の減。漁の走りとしては低調だった。
 オホーツク海側(西部)は15万9509匹。昨年からは24・3%の5万1143匹の減。金額は2億3086万円、同29・5%の9669万円の減。1匹当たり単価が100円(7%)下がっている。
 日本海(北部)は3万1931匹、3・7%の1238匹の減。金額は3855万円と13・8%の620万円の減。1匹単価は142円(8・9%)下落。
 漁協別水揚げ高。
 〈オ海>▽枝幸 11万9737匹(昨年同期対比12・1%減)▽頓別 1万3264匹(同45・3%減)▽猿払村 1万8219匹(同46・2%減)▽宗谷 8289匹(同49%減)〈日本海>▽宗谷 12匹(同97・7%減)▽稚内 3万1919匹(同2%減)。

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