間もなく白鳥飛来 大沼 8月は珍しいシギ確認

 大沼バードハウスは8月中に飛来した野鳥の種類状況をまとめた。
 常勤ガイドの遠島幸吉さんが25日間調査した結果、マガモなど淡水カモ3種類、シギ類やサギ類など26種類を確認。前月から1種少なく、前年より2種類多かった。
 8月は渡り鳥はおらず野鳥の種類は少なくなる時期だが、珍しい種として8月16日、ハリモモチュウシャクシギを確認した。この鳥はアラスカからハワイなど太平洋の島などを生息地とし日本では迷鳥として知られる。道内では紋別のコムケ湖で観察されたことはあるが、大沼では初めてだという。
 今後はシベリアから日本へ越冬しに渡ってくる冬鳥の飛来が増えるとみられ、ハクチョウは今月下旬~10月上旬にかけて飛来するのではないか―と。昨年の初飛来は9月30日。

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