天北堆

 稚内青年会議所(JC)が一風変わった事業に取り組んでいる。1分ごとに1人・団体が時を知らせることで稚内の活性化を図ろうというものだが、分かるようで分からない。要は市民や稚内出身者の連帯を企図しマチの活性化につながれば―というものなのか◆JCは一時の低迷期を脱し電気自動車での日本縦断など斬新なアイデアでの活動が目立つようになった◆奇をてらった活動も悪くはないが、要諦は二代目など若者が稚内の方向性に対し見識を持ち、40、50代の脂の乗った時期に稚内の担う人材として活躍できるかであろう◆今は助走の年代である。

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