天北堆
そんなに遅いことではないと見ていたが、日ロ定期航路の運休が現実味を帯びて来ている。運航しているハートランドフェリー社が稚内市が赤字分の幾らかを補てんしている来年までは運航するが、それ以降は元々の営業航路である利礼航路などに傾注するため撤退を検討しているという◆民間企業としては至って当然の方針であり、ここで注目されるのは市や道、国の対応である◆稚内市は再来年も5000万円の助成を続けるか。びた一文出していない道はどうするのか。そして国は◆ロシアとの関係が微妙な中、休止そして廃止になるのか。関係者には悩ましい限りだろう。