20年ぶり金賞輝く 大谷高吹奏楽部 全道コンクールで
9月4~7日に札幌コンサートホールKitaraで開かれた第59回道吹奏楽コンクールに出場した大谷高吹奏楽部(粥川優稀部長)が平成6年以来、20年振りに金賞を獲得した。
7月27日の稚内地区コンクールで金賞に輝いた大谷高の演奏曲目は「梁塵秘抄~熊野古道の幻想」。道内各地の予選を勝ち抜いてきた20校が出場する高校C編成(25人以下)を前にした練習は過酷なものがあり、その苦労もあり金賞の6校の1校に選ばれた時には、はちきれんばかりの歓声が部員から上がった。
粥川部長(3年生)は「練習が辛く、部員達も泣きながら話し合いをしたりと大変なことが多かったが、皆一丸となり本番で力を発揮して金賞を取れたので嬉しいです」とその喜びを全身に現していた。
顧問の高木美代子先生は「生徒達が金賞を取るために苦しい練習を乗り越え、成果を発揮できよかったです」と努力に賛辞を送る。
3年生は10月に引退するため、13日午後6時から文化センターで開く定期演奏会が金賞を取ったメンバーでの最後の演奏会となるのでたくさんの人に聴いてほしい―と話していた。