親が手本示し子育てを 全市子育て交流会・市連合PTA大会・母親研修会で

市連P

 市教委、稚内市子育て推進協議会、市連P主催の第26回子育て全市交流会・第57回市連合PTA研究大会・母親研修会は5日夜、稚内北星大学で開かれた。
 参集した教育関係者や市民320人を前に、表教育長、西角市連P会長が「親の成長なくして子どもの成長はない。子ども達に自立する力を伝えることが保護者の務めであり、見守ることが大切」などと挨拶したあと、日本ケア・カウンセリング協会代表理事で聖路加国際病院臨床心理士の品川博二さんが「自立を育む心理学~子どもの心の成長に寄り添うとは~」と題し講話した。
 子ども達の自立について品川さんは、精神科医師を務めていた実体験などから、子ども達の自立を阻むのは親であることに言及し「子どもを育てる保護者のなかにある健全な心が弱いとストレスに変って子ども達への押し付けになり子ども達の成長にとって妨げになる」などと述べ、健やかに育むためには良き親子関係を築き子どもを見守ることが大切としていた。

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