消防署員が傷害で逮捕 交際女性を包丁で切り付ける
稚内署は5日午前5時20分、萩見5、市消防署員阿部広樹容疑者(21)を傷害の疑いで逮捕した。
発表によると、4日午前1時ころ、市内在住の20代の交際相手宅で、彼女の浮気を疑った阿部は口論の末、頭を押さえつけたあと、包丁を突きつけ「殺してやる」などと脅し逃げようとした女性ともみ合いとなり8針を縫うケガを左手に負わせた。
阿部の両親から相談を受けた署員が捜査し逮捕に至った。
署員の逮捕を受けて伊藤消防署長は5日朝、「誠に遺憾に思っていますケガされた被害者や家族、市民に対して大変申し訳ないです」などと陳謝していた。
阿部は平成23年4月署員として採用され、警防第1課に配属され主に火災時の消火活動に携わっていた。