地元求人が倍増 稚内職安集計 高校生の就職に曙光
地元求人が昨年に比べ倍増しており、16日から始まる高校生の就職戦線が相当期待されている。
稚内職安が7月末で集計した来春の新規高校卒業者の求人数は、管内(天塩、遠別含み)79人(昨年45)管外26人(同24)道外4人(同1)といずれも昨年同期を上回っている。
地元求人は42件(同21)とちょうど倍に増えている。稚内27件(求人数57人)豊富4件(同6人)猿払4件(同5人)礼文3件(同4人)天塩、遠別、利尻、利尻富士各1件。
管外は札幌から19人、留萌5人、旭川、名寄各1人の26人。道外は東京2人、茨城県、大阪府各1人。
これに対し求職者154人(昨年144)であり、道内外は別にして地元求人が多いことは生徒達にとって朗報であり、人口減の一因ともいわれる若者人口の流出に来春は幾らか歯止めがかかりそうである。