試練乗り越え50年 鈴蘭幼稚園 20日に記念式開催
今年、開園50周年を迎えた鈴蘭幼稚園(根本綾子園長)は、20日午前9時50分から園舎で記念式典を開く。
昭和40年、洋裁学校の稚内ファッションドレスメーカー女学院に併設された同園は、三浦輝男氏を初代園長に開園し、年々園児が増加し園舎を増設したが、昭和55年、園舎の大半を火事で焼失し、篠崎繁雄氏が2代目園長に就任した7月、新園舎が完成した。
平成5年に橋本弘氏(現富岡幼保園長)が3代目園長に就任し、平成15年から根本園長が4代目を勤めている。
理事長は浜森辰雄氏(元市長)のあと篠崎繁氏が務め、今年6月にはホテル奥田屋の奥田宣弘氏が3代目となった。
開園2年目から教鞭を執る根本園長は「火災など大変なことを乗り越えてこれたのは、沢山の人達のお陰であり、その協力がなければ50周年を迎えることはできず、とても感謝しております」と長い歴史を振り返っていた。
20日の式典では、南中ソーラン連の演舞、帯広から招いたクニさんミカちゃんのコンサートなどがある。