銀鱗とはならず サケ定置網漁 日本海陸網の初水揚げ

銀鱗

 1日、稚内漁協12カ統でサケ定置網漁の初水揚げがあったが、まだ海水温高いためか数量少なく型も小ぶりなのが多かったよう。
 日本海北部(稚内漁協12カ統、宗谷漁協1カ統)は漁解禁の先月30日以降、べたナギが続き、抜海漁港(4カ統)には1日午前5時45分の第38幸栄丸(鎌田和正船主)など4隻が帰港し船倉のサケを岸壁に揚げ、漁協職員が計量したあとフォークリフトでトラックに積み市場に運んでいた。
 鎌田さんは「何もなかった」と言うが、船倉には100匹ほどのサケに混ざりブリも1匹だがあり、好天続きで海の季節がまだ夏のようであり船員の表情も冴えなかった。
 銀鱗躍るにはあと数日かかるようで、昨年あたりはナマコ桁引き船の間に隙間ないほどいた釣り人も今年は5、6人しかおらず、今年の本格的なサケ来遊にはちょっと時間がかかるようだ。

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