東京農大から譲られたアザラシ2頭が元気に育つ
ノシャップ寒流水族館に東京農業大学オホーツク校(網走)からクラカケ=写真右側の色の黒い方=、ワモンの両アザラシが1頭ずつ譲られ飼育されている。
大学は研究のためアザラシを譲り受けたが、飼育が難しく、飼育実績のある稚内の水族館に今月中頃に引き渡された。
クラカケは体長1㍍30㌢のメス、ワモンは体長60㌢で性別はまだ判断できないそうで、2頭ともに元気な状態にある。
クラカケは非常に警戒心が強いアザラシだが、取材時に記者が写真を撮りに近寄ると、鳴き声を上げながら興味を示し近寄って来た。
高井主査は「この種類で人懐っこいのは珍しい」と話していた。
展示の時期は未定でゆっくりと育てていきたい-としている。