スケソ寒風に晒す うろこ市の凍寒棒助作り始まる

 恵比須地区の納屋でこの時期の風物語のスケソを干す凍寒棒助作りが行われている。
 厳冬期の1月に入ってから凍寒棒助作りを行っている「うろこ市」では2週間前から天候を見ながら納屋掛け作業を行っており、全道各地で水揚げされたスケソを工場で下処理後、トラックで運んで納屋に掛け乾燥させている。
 このあとスケソを3カ月ほど寒風にさらすと1本の重さが4分の1ほどまで縮み、旨みが凝縮された凍寒棒助になる。
 雪融け時期に納屋から下ろしたあと、更に熟成させ東北など本州方面へ出荷する。
 凍寒棒助は水に戻して煮付けで食べるのが美味しく、従業員によると、納屋掛けは数日中に終えるという。

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