時の話題 「悪夢の暴風雪」

 まさに悪い夢でも見ているかのような白魔だった。風の強い稚内に住んでいると吹雪慣れしてしまい天気予報で「猛烈な暴風雪」なんて託宣されても「大したことなかろう」と高を括っていたが、社会経済活動と市民生活は麻痺してしまい、小社は社員が出社できず新聞自体の製作叶わず臨時休刊に追い込まれてしまった。
 筆者は交通利便な地区に住んでおり国道を走行し出社すること出来るも休刊の判断をし家路を急ぐ正午前、ホワイトアウトは半端でなく我が家の近くまで来るも辿り着けず、潮見が丘中で車の腹がつかえ埋まってしまい、その後、何んとかしようと車の放置現場に行くと抜海運送のブルとパトロール車が来て助けてもらったのだが、再び埋まってしまい我が家の隣りのTさんの助力でやっとの思いで帰宅した。
 皆それぞれ筆者のような体験をした方は多かったであろう。助けて戴いた方々には感謝の気持ちでは言い尽くせぬ神のような存在(大袈裟でなく)だったのであるまいか。
 南米チリ沖の東太平洋沖の海水温が平年より低いラニーニャ現象により今冬の日本列島の雪は多くなるだろうとの予報はあるものの、雪どころか、これほどまでの爆弾低気圧に見舞われるとは。
 人生には色々な事があるものだが、今回の暴風雪は記憶に刻まれる出来事だったのには違いない。あとさきの事を心配しても詮無いが、未だ1月半ばなのであと1、2回、白魔はやって来るだろう。
 以前、15日に成人式が開催された頃の荒天を想い起こしている。繰り返すんですな。

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