週末雑感

 稚内を愛する市民の会(佐々木政美会長)が興味深いチラシを本紙などに折り込んだ。
 キタカラの国道40号挟んだ向い側に2階建て(一部3階)の建物の1階には「キタマチ」というショッピングモールがあり2階に稚内市役所という大胆不敵な仮想現実的なイメージ図を載せ「稚内市は稚内郵便局横の土石流警戒地域に4階建ての新庁舎を建築費50億円で建てようとしています。この予算をアーケード街に向ければ次の世代に新たな〝まち〟を残すことができます。郵便局横に単体で建てるのと、アーケード街の再生を兼ねて建てるのと、どちらが将来のためになるか。市民の皆さん、考えてみて下さい」と認めてあり、意見広告として折り込んだのである。
 佐々木さんとは長い付き合いのある筆者だが、このような着想を本人から聞いたことなかったこともあり驚くと共に感心している。
 思うに稚内市民は為政者に委ね過ぎる。32年もの長期政権だった浜森辰雄市長から、ある意味、精神的に引き継がれてきたものだろうが、それではマチづくりは出来ない。
 その市民の代表たる市長と議員の二元代表制によって市政が執行されているのだろうが、骨抜きされたような議員では市政チェックなど出来やしない。議員定数改正案ひとつ取っても現下の稚内の状況を鑑みておらず、そんな議員に胆力持つ決定など土台無理な話ではあるがね。
 読者コーナーへの批判のための批判でなく有料の広告を出してまでマチの将来を憂う佐々木さん。その姿勢は我々含め見習わなければならない。

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