鈴木さんに国税局長表彰 稚税署 税を考える週間始まる

 11日から始まった国税庁の「税を考える週間」に合わせ、札幌国税局長納税表彰に輝いた稚内地区納税貯蓄組合連合会長の鈴木卓身さん(72)ら受賞者への表彰伝達式が行われている。
 札幌国税局長納税表彰を受賞した鈴木さんは、平成元年に稚内地区納税貯蓄組合連合会青年部立ち上げを主導し、全国犬ぞり稚内大会など稚内での主要イベントでの期限内納付啓発活動、平成27年からは稚内地区納税貯蓄組合連合会長として中学生を対象とした「税についての作文」の応募勧奨を行うなど、多年に亘り申告納税啓発に努めた。
 9日、稚内税務署で行われた表彰式で、佐藤誠一札幌国税局徴収部長から伝達された鈴木さんは「活動が評価され、表彰を頂きましたが多くの関係者の皆様からの指導のお陰であると感謝しております。今後も適正な申告と納税に努め制度の発展などのため活動を続けて行きたい」と話していた。
 中央小では10日、稚内地方法人会女性部会の第12回税に関する絵はがきコンクールで、最優秀賞に輝いた小平侑津妃さんと、稚内税務署長賞の白江心結さん(ともに6年生)の表彰式があった。
 税の啓蒙活動の一環として行われているコンクールには今年、管内7小学校から15作品の応募があった。
 表彰式では、石塚春子稚内地方法人会女性部会長から小平さん、田中税務署長から白江さんにそれぞれ表彰状が贈呈された。
 税の種類や使われ方を学んだという小平さんは「受賞できて嬉しい。税について沢山知ることができました」白江さんは「受賞はすごく嬉しい。税金で皆んが使う公共施設ができてほしい」と話していた。
 応募作品は、11日~17日までキタカラで展示される。

国税局長賞の鈴木卓身氏

税の作文で最優秀賞の小平さん(左)と稚税署長賞の白江さん

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