大谷高で稚内出身の黒田さんら東京農大助教の3人が講話

 大谷高で5日、東京農大オホーツクキャンパスの助教3人の模擬授業があり、生徒たちに専門分野で研究する魅力など伝えた。
 稚内出身で東京農大の海洋水産学科助教を務めている黒田真道さんと、食香粧化学科の山本久美子助教、北方園農学科の岡田慶一助教3人の模擬授業が行われ、1、3年生179人は、研究の魅力や努力する大切さなどについて話を聴いた。
 黒田さんは稚高卒業後、1年浪人し北大水産学部へ入学後はドジョウの研究を行ってきたことやチェコに留学し人権差別を受けるなど様々な経験を経て大学教員に採用されたとし「将来、自分がどうなりたいかなど、色々悩んで考えてほしい。自分の人生は自分で切り開き努力することが一番大切な事です」とアドバイスしていた。
 このあと「母親の遺伝情報だけを持つフシギな魚」としてドジョウの研究を紹介した。

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